2010年日々の一枚06 前へ 一覧 次へ 表紙へ

【 春雪:斐川町 】
3月10日
暖かだった天候が一転、思いがけず降り積もった雪に驚かされました。
水分を多く含んだ春の雪の重さに耐えかねて、大樹が折れる被害が聞こえてきます。
それに対して竹は、しなることでかなりの重さに耐えることができます。

私達も急激な社会の変化、多様化する価値観に翻弄されて自己を見失うことがあります。
まともに受け止めるばかりでも苦しく、自分勝手に振舞うばかりでも結局は苦しむことになります。
竹のようにしなりながら受け止めるべきは受け止め、時にやり過すことも人生の妙ではないでしょうか。