2010年日々の一枚24 前へ 一覧 次へ 表紙へ

【 黄昏時:出雲市島村町 】
9月18日
斐伊川河口に広がる田園の稲刈りも本番をむかえ、刈り終わった田には数多くのワラが並んでいます。
黄昏時、田園の彼方に沈む太陽を眺めていると、手前のワラの群れが数多くの先人のようにも感じられ時を遡ったかのような不思議な感覚に包まれます。

昼夜の狭間はあたかも生死の境、人生の始まりと終わりのようでもあります。昼夜が偏らない季節、黄昏の中に身を置くと、亡き先人の思いや人生の根本的な意味を感じられる気がしました。

おかげさまで『心葉の郷』も公開から約2年を経てアクセスが1万を超えました。スローペースではありますが、日々の生活に合わせて四季の身近な自然を感じ撮り続けていこうと思います。
是非、ありのままのご意見やご感想を頂けると喜びます。今後も宜しくお願い致します。