2012年日々の一枚11 前へ 一覧 次へ 表紙へ

【 冬空の星:出雲市鹿園寺町 】
1月21日
 出雲の冬の空は雲に覆われていることが多く、満天の星空を眺める機会はほとんどありません。昨晩、帰宅する際に空を見上げると雲が切れて清んだ冬空に綺麗な星が輝いていました。

 年々寒空に出る気力は衰えつつありますが(笑)、奮起して庭の六地蔵様と冬を代表する星座のオリオン座を撮ってみました。しかし、準備して二、三枚撮ったところで雲が増え、ほどなく星は見えなくなってしまいました。

 中学生の頃『天文台日記』という本を読みました。人が寝静まる深夜、静かな空間で繰り返される観測者と星々との対話の日々がとても印象的で、六地蔵様も、人が見過ごしている自然との対話を満喫しておられる気がしました。