【　微笑：出雲市鹿園寺町　】

４月３０日
　更新がずいぶん滞ってしまいました。春は息吹を感じられる被写体が多く、もっと撮れてもよさそうですが、年度当初の会議や行事が続き、気分的にもゆっくり撮る余裕がありませんでした。４月中にもう一回は更新しておこうと思い、身近な庭のサツキを撮ってみました。

　急場しのぎでレンズを向けてみましたが、柔らかな朝の木漏れ日に浮かび上がる小さな花は可愛らしく微笑んでいるようでした。適当に撮るのは忍びなくなり、少し時間をかけて花の表情や、背景の光のボケ加減が一番良いと感じる構図を心がけました。

　周囲を見渡せば、あちこちで花が咲き一番華やかな時期を迎えています。そして、すぐに若葉が眩しい新緑の季節に移ってゆきます。自然は何も加えず、何も残さず、ただあるがままの姿で移りゆく季節を生ききっているようです。私達人間はどうでしょうか？