---

【　虹を描く：出雲市　】

６月２２日 　先週は雨がよく降りました。干上がりかけていた斐伊川の水量が増してゆく光景を眺めると自分の心も満たされるような気がします。数ヶ月に及ぶ少雨を十分に補うにはまだ足りないかもしれませんが、一安心ではないでしょうか。 　今日は午後から久しぶりに陽射しが戻ったこともあり、山中の小さな滝に立ち寄ってみました。観光地として看板で案内もされていますが、修行の場でもありますので、場所を特定するような情報は控えさせていただきます。 　小さな滝つぼに流れ落ちる涼しげな水飛沫に木漏れ日が虹を描いていました。虹は小さな水滴に光が反射、屈折し複数の色に分解されて見える自然現象です。私たちも、さまざまな経験や出会いに影響を受けながら自分なりの虹彩を描き続けたいものです。