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平成２２年６月 一年振りに島根県西部の石見地方と山口県、広島県との県境周辺を散策してきました。 例年梅雨前の気候が安定して晴れの日が続く頃で、初日から新緑の木漏れ日を浴びながら走る行程を想定していました。ところが、西部の益田市郊外まで晴れ渡っていた空が、山間部に入った途端に暗雲が立ち込め激しい雷雨となってしまいました。今回は知人との二人旅で、これからが撮影の本番と意気込んでいたのに完全に出鼻を挫かれた気分でした。それでも大井谷の棚田を訪ねると雷は鳴り響いているものの小雨となり、しっとりとした田園風景を撮影したりしました。 さらに六日市方面へ進むと、あちこちに稲妻が走り、休憩した喫茶店も途中で停電するありさまでした。 雨の合間をぬうように撮影を試みるにも限界があり、予定より早めのチェックイン。しかし、次第に西の空が明るくなり夕方には晴れ間が広がり始めました。 二日目は朝から気持ちの良い晴天となり、お気に入りの場所をまわりました。ただ、途中でそれぞれ携帯電話に用事が入り電波状況の悪い山間部のため、苦心して連絡を取り合いながらの撮影となりました。 結局、足早の行程となりましたが、気分転換を兼ねた新緑撮影を満喫することはできました。