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平成２３年１月下旬 　念願だったインドへ仏跡巡拝に行ってきました。日程の関係で全ての仏跡を巡ることはできませんでしたが、いずれも思い描いていた以上の感動があり、また機会があればじっくりと訪れてみたいと思いました。 　さらに、急速に発展する都市部と異なり、地方に住む人々の貧困極まる生活を目の当たりにして、言葉を失うほどの衝撃を覚えました。しかし、幸か不幸かを現代の日本人の価値観や視点で安易に計ることはできません。どうにもならない社会の不条理があったとしても、そこで生老病死の真実と寄り添いながら人間も動物もあたりまえの日常を精一杯生きているのです。 　現地で出会った人々や生活のようすを撮った写真を紹介します。現代日本人が見つめ直したい本質的な何かを感じて頂けるでしょうか。