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【　波頭：出雲市小伊津町　】

１２月２４日 　今年も残すところあと一週間になりました。今朝、自宅周辺は薄っすらと雪化粧。ホワイトクリスマスかと思いきや、すぐに解けてしまいました。当分、雪が降ったり止んだりの天候ですが、年末年始は穏やかであってほしいものです。 　午後から用事で出かけたついでに海岸線を走って冬の日本海を撮ってみました。顔面や指先の感覚が麻痺するような寒風にさらされ、撮影は数分が限界でしたが、雲間から差し込む陽射しに映える波の造形はとても魅力的でした。 　幾重にも打ち寄せ、立ち上がった波頭が砕け落ちてゆく光景は凄まじく、年末の慌しさで凝り固まった気分も打ち砕かれてゆくようでした。非情な面も併せ持つ海ですが、計り知れぬ力は生命の源にも通じるのではないでしょうか。