【　氷上の紋様：出雲市小境町　】

１２月２７日
　今年も残すところあと１日。もう更新はできないと思っていましたが、ここにきて大晦日、正月の準備の目処が立ったこともあり今年最後に数日前に撮った一枚を紹介します。この日、積雪はわずかでしたが、気温が低くあちこちで氷が張っていました。

　正月飾りの材料を探しに出かけると、近くの池の氷面に日差しに照らされた木立の影が伸び、凛とした空気感と相まって印象的な雰囲気をかもちだしていました。しかし、１時間後、作業を終えて再度立ち寄ってみると、もう氷は解けて普通の池に戻っていました。

　今年もいろいろな出来事がありました。理想かもしれませんが、主役や出番を競い合うばかりでなく、無駄のようでも歩み寄る工夫を積み重ね、誰もが共に歩むべき未来像を描く努力が大切ではないでしょうか。日々の一枚を描き続ける一年にしたいものです。